発覚のリスクはとても大きい
興信所の浮気調査はかなり高額なので、自分でできないかと考える人もいます。
これについて考察します。
限定的な調査なら可能性あり
浮気相手と会う場所がわかっていて、会っているかどうかだけ分かればいい、とかなら可能かもしれません。
あるいはマイカーにこっそりGPSをつけて、ラブホテルに行ってるかどうかだけ確認するとかなら。
しかし、顔がはっきり写った写真を撮るとかの証拠取りは難しいでしょう。
結局、裁判で使えるくらいの証拠がないと、離婚交渉はおろか、相手に白状させることすらできない。
自力で中途半端な調査を試みた後、探偵社に依頼に来る人も多いです。
メリットと比べて大きすぎるデメリット
このように自力で調査しても乏しい成果しか得られない一方で、発覚のリスクは極めて大きいです。
親しい人は変装などしても、遠目からでも、全体の背格好・雰囲気だけでわかってしまいます。
しかも、相手はやましいことをしているので、多少なりとも警戒しています。
張り込みも尾行も、相手が先に発見する確率が高いのです。
発覚したら、相手は警戒して浮気を続行します。
そうなってからプロに頼みに行くと、費用が大幅に増えるのです。
警戒度が上がった相手を尾行するには、替えの探偵や車をたくさん用意する必要があるからです。
尾行はとても難しいもの
「人の後をつけるくらい誰でもできる」と簡単に考える人もいますが、大間違いです。
尾行は探偵のスキルの中でも中核をなすものです。
10分とか短時間ならうまくいくこともあるが、素人に長時間の尾行は無理です。
必ず、発覚するか失尾します。
田舎の車社会では車両尾行メインですが、これは特に無理です。
真後ろの車の車内はルームミラーでよく見えます。
といって、距離を取ると、信号などで阻まれて簡単に失尾します。
尾行に気を取られていると、パトカーに止められたり、交通事故を起こすリスクも大きいです。