カーセックスが多い
地方での浮気の特徴についてまとめました。
実際に探偵社で取材して聞いた話や探偵が書いた本の内容などをまとめています。
地方のデートパターン
大都市では公共交通機関と徒歩によるデートもよく見られますが、地方ではほとんどが車による移動です。
イオンのような大きなショッピングモール、パチンコ屋、道の駅などで待ち合わせて、片方の車に乗り込んで他方は駐車場に置いたままデートにでかけるパターンが多いです。
北海道の探偵から聞いた話では、安全のためにわざわざ隣町の駐車場で待ち合わせ、逢瀬を楽しんだ後、そこで別れて帰って行った例もあったそうです。
行き先はラブホテルの場合もあれば、公園、山中、河川敷などに向かうこともあります。
ラブホテルも山間の谷川沿いに立っていたりします。
都会と大きく違うのはカーセックスが非常に多い点です。
群馬の調査に経験の深い探偵から聞いた話では、群馬はラブホテルの軒数が比較的少なく、家賃が安いため、逢引き用の部屋を借りているケースも多いそうです。
浮気の相手
他地域との交流がもともと少ないため、地元の相手が多いです。
群馬の探偵に聞いた話では、同じ工場に勤める工員同士といったパターンが非常に多いです。
北海道の探偵から聞いた話では、室蘭など沿岸部の小都市には水産加工の工場がたくさんあり、やはり工員同士の浮気が多いそうです。
しかし、札幌まで出てすすきので本州から出張に来た男と会ってラブホテルに行くというケースもあったそうです。
これから類推すると、同じ地方といっても観光地などは遠距離恋愛もあるのかもしれません。
地方でのプロの浮気調査
都会の雑踏の中での尾行も難しいですが、地方の尾行にはまた違う難しさがあります。
まず、ほとんどが車両尾行になります。
後続車両の車内はルームミラーでよく見えるので、真後ろにつけて近づいてはダメです。
と言って、距離を取ると信号に阻まれたり、見失ったりしやすい。
交通量が少ない環境では同じ1台の車で追い続けると怪しまれやすい問題もあります。
プロの探偵は複数の車を使ったチーム尾行でこうした問題を克服しています。
しかし、素人が失尾(見失う)も発覚(バレる)もせずに長時間尾行を続けるのはなかなか難しいかと思います。
また、交通量や人通りが異常に少ない環境では、尾行者が非常に目立ち、近づきにくいという問題も大きいです。
積雪期の北海道などはこの問題が最大化し、厳寒も加わって調査は大変苛酷なものになるそうです。
また、地元の人がよそ者に敏感で、不審な車や人をすぐ通報する傾向にあるので張り込みも大変です。
プロの探偵は田舎の張り込みには乗用車ではなく、バンなどの業務車両風の車を用意したり、地域ナンバーにも気を使ったりします。
田んぼの真ん中に夜、車を停めてカーセックスされたような場合は証拠取りは至難の技です。
真っ暗だし、近づくこともできません。
探偵は赤外線暗視カメラとか望遠レンズとかも駆使し、こうした状況も克服していきます。
地方での自力の浮気調査
というわけで、素人が自分で、あるいは友人に頼んで、地方で浮気調査するのはなかなか難しいかと思います。
長時間追うのはバレやすいので控えるべきですし、気づかれずに鮮明な証拠写真を撮るのもあきらめた方がいいと思います。
しかし、最初から最後まで追うのではなく、待ち合わせの相手を確認するだけでいい、とかならできるかもしれません。
あるいは車にGPSを装着して、ラブホテルや人気のない場所に停車したのを狙って見に行くという方法なら、うまく行く可能性はあります。